水戸芸術館さんと、小林萌里さんはじめとする茨城県の演奏者のみなさんとの共同プロジェクト
水戸芸術館さん(中山さん、小澤さん)の協力により、ものすごい本格的な録音環境によりコンサートを収録させてもらった、withコロナならではのプロジェクト。
私も赴きまして、わいわい話しながら楽しく収録させていただいた。
茨城県関係で関わることがあまりこれまでなかったのもあり、なんというか、郷土とはこういうものか、と感慨深かった。
茨城県出身の奏者の皆様のご紹介
歌の柿長さんは初めましてだったが、今回の様々なジャンル(エリオットカーターや、日本語〜英語の歌)の歌をすべて自然に、違和感なく歌いこなす方で、プログラムが散らかって聴こえないのはすごいと感じた。
クラリネットの照沼くんはちょっとした知り合いだったが室内楽の共同作業は初。日フィルに若くして入っちゃったすごい人なのだが、彼も、好きと言っていたカーターから私の曲まで、難しくないように吹く、自然にさらさらと聴こえてくるプレーヤーだと感じた。
小林萌里さんはなんども私の曲を取り上げてくれてる友人だが、タンゴピアニストとして活動してるだけあり、ビビットにリズムを掴み取るのがうまい。しょっちゅうライブをやっているので、年々磨かれていっているのを感じる。
”ダダ音楽の歌詞”というデタラメな歌曲について
元々の詩は中原中也が中学〜高校時代に書いたとされる詩に曲をつけたものだ。
だいぶデタラメな趣の詩であるので、粗雑でズレの感じるようなイメージの歌曲にしたいと考えたもの。
友人であるピアニスト、小林萌里さんからの依頼により、まずはソプラノとピアノのものを作り、水戸での収録に合わせて、クラリネットを足した形のものを作り直した。
クラリネット版はかなりクラリネットの暴れるイメージが強調されているのではないかと思う。
チケット代無料で放送。
”茨城県の演奏家による秋の夕べ”202010月31日配信、
◎日程: 10/31(金)
◯時間: 20:15開演
◯チケット代: 無料(PayPalによる投げ銭システムあり。)
https://www.paypal.me/gurimoeri
または
まで。
◯出演&収録:
柿長 飛鳥(ソプラノ)
照沼 夢輝(クラリネット)
小林萌里(ピアノ)
門田 和峻(作曲)
中山 隆一(録音)
小澤寛之(録画、編集)
◯収録会場: 水戸奏楽堂
◯配信リンク
https://youtu.be/F6VulgUDfDs