[再演]”自意識の感触”for Horn(2020)近藤圭 Solo recital

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以前ご案内した通り、ホルン独奏曲が再演されることに。

再演といっても、大幅改訂で結局原型はほぼとどめていないのだが。

コロナ対策も配慮した席配置になるとのこと。

あと録画録音販売もするらしく私は会場でそれを手伝ったりもしてます。

黒田くんの曲だけ聴けたのだがこれは結構評判がよい予感がする。

達観した曲で、時間に対する意識を考えさせられる。

コロナ渦において我々の時間感覚はすっかり様変りしたので、以前とはこういう曲の受け止め方が様変りしているのに驚くだろう(私は驚いた)

他の曲も交えて聴いたら、さてどうなるか。

自意識の感触(2020)プログラムノート

元々はパーティ会場などで輪の中心になったつもりでお調子に乗りまくる痛い奴とどの輪にも入れず端っこでオタク的な世界に逃避しまくる痛い奴の対比みたいなものをホルンの楽器構造を利用した演奏場所の対比によって描く試みであったが世がコロナ渦でそもそもパーティなどというものが過去のものとなりつつある風潮となったため曲のアイデアも形骸化した。一応、オーケストラ楽器をステージ上で演奏することを考えた場合音の発生源から観客へ届くまでもっとも遠くする方法と考えることもできるが作曲者的にはもうそんなことはどうでもいい。すべてのセクションはあくまで音のため、という言い訳をしながらショウ的な滑稽さを楽しむことは当然計算に入れて書かれているわけだがその倒錯感、皆々が部屋に籠もり切って自室内を虚ろにうろうろする滑稽さの顕在化、1人格の多面性、といったことを、特に深くではないがぼんやりと考えながら作曲した。

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