マーケティング寄りの話になってしまうが・・・。
妖怪ウォッチとポケモンは、ホームページにおいて、「初心者への意識」が違いすぎると思ったので、その要点をまとめた。
回り回ってコンテンツの息の長さに直結するに違いないのだ。
妖怪ウォッチ4の場合

上記は最も初心者がクリックするであろうトップページ→妖怪ウォッチ4とは?のページ。
「お馴染みとなった」「なんとかタウンのグラフィックが超進化!」などの触れ込みでは妖怪ウォッチ未体験の人にはなんのことかわからない。
そして経験者は文字を見るまでもなくわかる。
つまり文字に関しては誰得といえる。

トップページをくまなく探してもシリーズ初心者に向けたページが存在しない。
ポケモンソードシールドの場合

上記はトップページから「遊び方」をクリックしたところ。「『ポケットモンスター』の遊び方」という記述に特化。ソードシールド独自の要素は「システム」に別途記載。
遥かに経験者が多いはずのポケモンが、より初心者向けの解説をしている。

初心者向け、というページはないものの、上部に「遊び方」がすぐ出てくる。
初心者は迷った末にそのへんの1つをクリックするだろう。
ストーリーも新規であるのでシリーズを知らなくてもほぼ違和感なく見ることができるだろう。
肝要な点
今作がシリーズ体験が初めての人(小学生など)をどう捕まえるか。
これがこういう子ども用IPには大変重要だろう。
もちろん友達がやっているから、である一定の層は参入はするだろうが、それだけではジリ貧であることは過去の消えていった数多のIPが証明しているのだ。
ゲーム内容、コンテンツの力以前の問題で、こんなローコストのところに力を入れられないという判断能力の低さは、全体的なコンテンツホルダーの能力をも反映している。
ちなみに私は結局、時計から妖怪を召喚するという妖怪ウォッチの設定は、ウィキペディアから知った。私は妖怪自体は大好きで、そこに目をつけるというアイデアは好きであったし、近年日本発というのでは久々の新規大型キャラクターIPとしても成長を期待していたし、パット見ゲームもそこそこ面白そうであっただけに、細かな綻びは惜しいの一言である。俺がポケモンしか知らんからそう思うのかもしれないが・・・。
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