現代音楽

Concerts/Events

[作品紹介]中原中也の詩”ダダ音楽の歌詞”による歌曲 For Soprano,Clarinet,Piano(2017-2020)

水戸芸術館さんと、小林萌里さんはじめとする茨城県の演奏者のみなさんとの共同プロジェクト 水戸芸術館さん(中山さん、小澤さん)の協力により、ものすごい本格的な録音環境によりコンサートを収録させてもらった、withコロナならではのプロジ...
[Works]Contemporary/Classical

“時のうつる窓”(2017) for Viola,Contrabass,Piano

繰り返しとメロディで、人を寝かせるということに焦点を当てた曲。 リラックスしながら聴き流しすることを目的に作られた、動機だけ見ればアンビエントのような作品。そのため、クラシック楽曲には必須であるダイナミクス(強弱)や、速...
History(People)/歴史上の人物(音楽その他の文化)

ミュージック・コンクレート 現代音楽からポピュラー音楽、HIP HOPでの使われ方やニコ動など、様々な視点でまとめてみた

ミュージック・コンクレートMusique Concrète(仏), Concrete Music(英)とは、早い話が「録音した音で構成した音楽」だ。 その歴史と、ポピュラーへの持ち込みについてまとめてみた。 現代音楽の...
日々

[意見]『現代音楽を専門で勉強することは「逃げ」』と言う意見があるらしい・・・。専門家と観衆の場合に分けて考えてみよう

「現代音楽を専門に勉強することは逃げである。」 という、どっから突っ込んでいいかわからない意見を目にした。 これについて、多角的にサッと脳裏によぎったことがいくつかあり、それを簡潔に述べていきたい。 専門家と観衆、という...
History(People)/歴史上の人物(音楽その他の文化)

“カオスをミニチュアライズ”〜現代音楽にありがちな秩序と混沌

曲にはコスモス寄りのものと、カオス寄りのものがある。コスモスって別に花じゃないよ。 無秩序でカオスな曲と、規律がしっかりしてる曲ってあるよね、って話です。 曲によるカオスとコスモス 完全なる無秩序(カオス)だと何が出てき...
Instruments/機材

昔の箏は調弦がかなり低かった?箏奏者に色々きいた

いわゆる、普通の箏について、実際にプレイヤーに質問して 箏についての基本知識 今回使用したのは十三絃箏である。最もポピュラーな箏といえる。 標準的な十三絃箏の音域。もちろんこの外も調弦は可能。 八橋検校「みだれ...
[Works]Contemporary/Classical

[自作解説]”河童”for Clarinet,Violin,Piano(2015)

音 2019年になって思うこと 画像は遠野で実際に買ったおちょこである。今も愛用中である。 軽いイメージの音感と、9分という私の中ではロング・スパンという2者への折り合いがついたかなと思った曲。結構カッ...
[Works]Contemporary/Classical

[自作解説]Kiregire(2017)for Chamber Ochestra (久石譲YCC受賞作品)

久石譲Young Composer’s CompetitionVol.1(2017)、通称YCC受賞作品「きれぎれ」についての解説。ファッションミニマル作品です。 初演音源 初演音源(2017)は、下記リンク先の真ん中あたりで...
History(People)/歴史上の人物(音楽その他の文化)

現代音楽入門その1「わかりやすいモチーフからなる曲」まとめ

はじめに 今回は、「誰でも知っているモチーフを用いてはいるものの、本人の作風が色濃く出ている作品」を紹介し、その後本人の代表曲を紹介する流れにしたいと思います。 1.シュニトケ《聖しこの夜》 ...
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